もう立秋も過ぎ、二十四節気ではまもなく処暑だ。中国語は漢字がちょっとちがって“处暑”(chǔshǔ)。英語訳では“ Limit of Heat”と出ていた。
 身体を動かさなくてはと思いつつだらだら過ごしてしまうことが多いので、朝食をとって歯を磨いたらすぐに出かけることにした。とは言え水筒に水を入れたりあれこれしているとけっこう時間がかかってしまう。
 自転車に乗っていると普段なら通り過ぎてしまうところにも気がつくことが多いという。
 その通りなのだが、歩いていると自転車で何度も通っているところなのに2026.08.20緑のヘルシーロード今まで気がつかなかったところに目が向く。こっちは何があるのだろうとちょこちょこ曲がったりしてしまう。不審者と思われないように注意せねばならない。
 緑のヘルシーロードまで来た。ここまでに日陰はほとんどない。
 このヘルシーロードを自転車で利根大堰まで行ったのは何年前だったか。まだロードバイクを買う前だった。利根大堰に着いたときの達成感は大きく、観察室にはガラス越しに魚道が見えるようになっていてサケが川を上っていくのを見えた。
 見沼代用水沿いに整備されているこのヘルシーロードは歩くにはいい。自転車だと子どもとのんびりサイクリングするにはいいが、ところどころ狭いところがあってスピードを出すとウォーキングしている人に危険である。
 少しヘルシーロードから離れたところに調節池がある。今日はそこまで行ってみようと思っていた。調節池の周囲には散策路が作られている。「みちくさ道路」というのもあって両側から木の枝が伸びていて完全に日を遮っている。これは夏のウォーキングには最適と思い少し歩いたが、不届き者がゴミを不2026.08.20貯水池法投棄しているのがいくつか見えて不愉快になった。それと蚊に食われそうだ。とにかく私は蚊に刺されやすい。足がくさいと刺されるらしいが、これは臭いというより常在菌の種類によるらしいのでそう簡単には変わらないのではないか。それで貯水池に面した砂利道に出ることにした。 調節池といっても岸まで水が溜まっているわけではない。大雨に備えた防災の目的が強いのだろう。水があるのは肉眼で確認できるがよくわからない。サギが二羽ほど見える。画像だけ見ると3.4km歩いて来たとは思えないような湿地帯のようにも見える。 自転車にも時代の流れがあって、最近はグラベルロードというのが主流らしい。自分がロードを買ったころはタイヤの幅は23mmだった。砂利道は仕方なく通るとき以外はパンクが怖くて避けていた。今は28mm以上の太いのを履いているので砂利道なども怖くないらしい。グラベルに乗って出かければこんな風景に出会いやすいかもしれない。
 季節と時間によってはバードウォッチング2026.08.20武蔵野線に来ている人もいるに違いない。そういう人にとっては沢山の人が来るのは迷惑かもしれないが、ランニングやウォーキングにはいい場所でもっと人が来てもいいのではないかと感じた。
 ふと気がつくとトンボが飛んでいる。アキアカネにはまだ早いようだが何だろう。ハグロトンボ(たぶん)も飛んでいる。暑い暑いと思っていたが、時折吹く風に少し涼しさを感じる。地球は壊れかけていると思っていたが、二十四節気の移り変わり通りに季節の変化を感じさせられることも多い。
 ちょっと歩いてくると電車が通るのが見えた。そんなに離れていないのに少し前の貯水池の風景とだいぶ違う住宅地だ。今画像を見ると空の雲も秋の雲に近いかもしれない。
 秋来ぬと目にはさやかに見えねども
   風の音にぞおどろかれぬる
 14000歩弱。9kmくらいだろうか。お気楽なひとときであった。

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