だいぶ日の暮れるのが遅くなってきた。気がつくと昼間は陽射しも強いようだ。だが、風は冷たいようで、このちくはぐさが春のなんだかそわそわした感じの正体なのではないかとも思う。そんなことを考えているうちに今日はもう春分だ。
 さて、これは去年の12月上旬の画像。
 実家に行く用事があって朝早く出かけた。自宅に戻る際にパン店に寄ろうかとも思ったのだが、まだ開店前の時間だったので立ち寄った公園の一風景。IMG_5121
 メタセコイアの枝に、子どものものらしい赤い傘が掛けてある。朝なので、前の日かあるいは何日か前に掛けて忘れていったものと思われた。
 すぐに一句浮かぶといいのだが、そんな才能はない。頭をひねってみる。
  冬の日の 公園のセコイアに 赤い傘
 ただこの日に見たものを並べただけだし、子どもが掛けて忘れていったものかもしれないという推測も出てこない。そんな背景を入れるには17文字は自分にとっては少なすぎる。木はメタセコイアだと思うが、6文字だと使いにくいのでセコイアにしてしまっても許されるのだろうか。
 おーいお茶新俳句に「新俳句フォトの部」というのがあった。写真といっしょなら汲み取ってもらえるのではないかと思い、傘を外してみた。
  セコイアさん ちょっと持ってて 遊んでくるね
 頭をひねって時間をつかったのだから応募してみようと思ったら、「フォトの部」はなくなっていたようだ。「動画俳句の部」というのが新設されて、Instagramに送ることになったらしい。正直ついていけていない気持ちになった。
IMG_5122 ある風景と時間を切り取った感覚を持った俳句は、写真と似たところがあると思う。動画も切り取っていると言えば言えるのだが、俳句と合わせると動と静の組み合わせのようで難しいように感じてしまう。
 受賞作を見てみたら第36回のテーマが「地元」であったせいもあるのか、動画ではあるが情景を切り取った感じのものが多いようだ。
 ふと気がついたら3月。お~いお茶の新俳句の応募締め切りは2月28日だった。駄作でもいくつか送ろうと思っていたのに過ぎてしまっていた。
 それほど本数が多くなくてもメタセコイアの並木はそれなりにいい。公園の中から見ると、いつも通り過ぎている街道が少しだけ違って見えた。来年の2月までに今までと違う角度から見えるものが増えているといいのだが。 

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 第240号 お~いお茶新俳句 の巻 
 2023年10月24日 
 第57号 〇〇〇〇〇 の巻 
 2022年04月24日
 第65号 初句切れの場合は の巻 
 
2022年05月14日