今日は1月22日。おとといの20日が大寒であった。
 夏からずっと暑かったせいか、1月になってとても寒く感じた。「1月ってこんなに寒かったか」と何度か口にした。寒い寒いと思っているうちにもう22日で、1月も3分の1を過ぎてしまった。
 大寒になったと思ったら少し暖かくなった。3月並みの気温と言っている。そう言われると「3月ってこんなに寒かったっけ?」と思ってしまうが、このまま暖かくなったら温暖化がすごい勢いで進んでいることになる。実際進んでしまっているのだろうが、またしばらく寒くなることを願おう。
 先週末散歩をしていて梅の木の枝に蕾が膨らん2025.01.19梅のつぼみできているのを見かけた。寒さの中でちゃんと花を開く準備をしている。一番大きな蕾はピントが甘くなってしまったが、背景はボケていていい加減に撮ってもこんな風に写せるスマホはすごい。
 梅の花と言うと以前使っていた中国語のテキストを思い出す。『実用漢語課本』の第2巻で日本語版は1991年の出版だ。本文の会話の中で陳毅の『紅梅』という詩を紹介している。新しい文法事項を提示しながら会話の中で自国の文芸作品を学習者に紹介し言語学習を多面的に進められるよううまく作っていると思う。

红梅  陈毅 
隆冬到来时, 百花迹已绝。   
红梅不屈服, 树树立风雪。

日本の漢字に直しテキストの注釈にあった訳を付けておく。

紅梅  陳毅
隆冬到来時  厳冬来たる時      
百花迹己絶  花みな散り果てぬ
紅梅不屈服  紅梅は寒さに屈せず
樹樹立風雪  木々風雪に立つ

 中国語で読めば、2句目の”绝(jué)”と4句目の”雪(xuě)”が韻を踏んでいるのがわかる。わかりやすくて読んでいて背筋が伸びるような詩である。
 陳毅は1901年生まれ。中華人民共和国元帥に列せられ、外交部長として活躍した。66年に文化大革命が起きると批判を受けることになるわけだが、批判大会でも容易には屈しなかったエピソードが残っている。文革のさなか72年に死去した。  
 こうしたことを考えると『紅梅』をいつ書いたのかはまだわからないが、文革の中で批判にさらされながらも凜と立ち続けようとした彼自身の気持ちを表現しようとしたものではないかと思い始めた。  
 大寒は二十四節気の最後。あと2週間足らずで立春だ。雨水、啓蟄、そして春分。寒さに縮こまらず今できることに取り組まねば。

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