前号の続き。
 茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense -イバラキセンス-」を出たあと、またぶらぶら歩く。八重洲ブックセンター本店も営業が終了してもう1年近くになる。どうなっているのかな、なんて工事中の空間を眺めながらぶらぶら歩く。
 YANMAR KOME GALLERY(ヤンマー米ギャラ2024.03.17YANMAR KOME GALLERYリー)というフロアーが通りから見えてふらりと入った。ヤンマーが米作りをもっと知ってもらおうというのが趣旨のようだ。地下にも展示があり、2階にはレストランや売店がある。ヤンマーが最近建て替えた新社屋の一角らしい。こんな一等地にギャラリーを作るのはかなり企業のアピールに力を入れているのだと感じる。1階のフロアーはテーブルが大きな液晶画面になっていてタッチしながらゲーム感覚で米作りに何が必要かを考えられるようになっている。画像は2階から撮ったもの。ヤン坊とマー坊のキャラクターも2024年にリューアルしている。地下は世界各国のコメ料理の紹介などがあったようだ。またぷらぷら歩きの時に来よう。
 「ここ滋賀」で赤こんにゃく( 第150号 赤いやつ の巻 )を買い、「日本橋 長崎館」に行く。県のアンテナショップ巡りになった。長崎館は正2024.03.17長崎そうめん2直ついでに(失礼!)ようなものだが、なかなか良かった。画像のようにそうためんだけでもずらりと並んでいる。いろいろと試してみたくなるではないか。
 出汁つゆもいろいろな瓶が並んでいる。長崎はあごだしだから関東のカツオ出汁と違う風味を楽しめる。なかなか手に入らないものが、あれこれと手頃な値段で楽しめるのはうれしい。
 今回の買い物でヒットしたのは「炒麺」である。2024.03.17長崎炒麺みろくや
 画像が食べてしまったあとの袋だけで申し訳ないが、これはなかなか美味しい。簡単に言えば長崎の皿うどんなのだが、半生麺なのだ。あのパリパリの麺ではない。自分で揚げるのだ。作り方は丁寧に書いてある。「天ぷら油を中温(170℃~180℃)に熱し、麺をよくほぐしながら3~4回に分けて揚げます。4~5秒で揚がります。」「4~5秒」とは難しそうだ。「注)油の温度は、1本麺を入れて底に沈み、すぐに上がってくれば適温です。この麺揚げがおいしい皿うどんを作る一番のコツです。」本格的だ。長崎の人たちは美味しい皿うどんを食べるためにこんな微妙なことをしているのだろうか。
 春分の日のお昼に家人が作ってくれた。あんかけのスープもラードが入っていたとのことで、確かにコクがある。麺もパリッとしているだけでなく、香ばしさも感じられて美味しい。一つ疑問なのは「炒麺」とあることだ。これは焼きそばのことだ。あの皿うどんを中国語で表現するとこの語になってしまうのだろうか。疑問は置いておいて、この「みろくや」長崎皿うどん、3人前で648円である。リピートしてしまいそうだ。
 翌日、職場で長崎出身の同僚に画像を見せて聞いた。
「これ、地元じゃ有名なの?」「これ何すか?」
「長崎皿うどんだよ。」「本当だ。書いてある。」
「長崎の人は自分ちで作って食べるの?」「いやあ、たまにリンガーハットに行くくらいっすね。」
という会話のあと、同僚はスマホで「みろくや」を検索していた。
 ああ、みろくやのあれね。〇〇もいいんですよ。なんて盛り上がることを期待していたのは私の勝手な妄想だったのだ。いや、長崎出身の人はまだたくさんいる。これから長崎出身と聞いたらまずこの画像を見せよう。

 第150号 赤いやつ の巻  
 2023年01月24日