気がつけば冬至も過ぎ、クリスマスだ。
 先週末はビオラを弾く友人と曲をいくつか合わせて楽しんだ。
 バッハのインヴェンションをチェロのデュオにアレンジした楽譜を見つけたのでビオラとチェロでやってみるかと思い立ったのだ。しかし、11月9日に注文した楽譜は待てど暮らせど届かない。仕方がないのでネットで4番だけ見つけたのでプリントし、Gliereという作曲家の二重奏と友人のオリジナル曲を弾いた。もちろん完璧ではないのだがそれなりに楽しいものだ。
 その後は2人忘年会。近くの居酒屋に入る。しばらくしてメニューに「いかだ」と書かれているのを見つけた。もつ焼きや焼き鳥はその材料の部位で呼ぶことが多く、ある程度は知っているつもりだが「いかだ」は何だろう。わからないときは頼んで食べればいいのだ。1本180円(税抜き)だ。
 出てきた。IMG_4023ねぎだ。なるほど。しいたけとシシトウに挟まれて並んでいたのだから野菜だと気づけば良かった。丸太を並べたようで「筏」とはよく名付けたものだ。今まで知らなかったのがちょっと恥ずかしいが、「ねぎま」もあるしネギだけの串焼きはないところも多いのかもしれない。
 帰宅して家人にいかだってどんな食べ物だか知っているか聞いてみた。手羽先と答えが返ってきた。「ふふっ、違うよ。」と思ったが、調べてみると手羽先も串に打ったものは骨と串がクロスして「いかだ」と言うらしい。「ぴーすけ」という大阪の焼き鳥屋さんはこの説明をサイトに載せているけれど、お店では骨を抜いて串に刺して焼いて出しているそうだ。画像を見るととてもおいしそうだ。手羽先が苦手な私もぜひ食べてみたい。美味しいと思うのにどうして苦手かということについては今は無きアルク社の雑誌、『中国語ジャーナル』2006年5月号の85頁を御覧ください。国会図書館にでも行けば読めることでしょう。
 さて、大辞林によると3.として「《串にさした形が1(注:筏のこと)に似ているところから》小鰻(こうなぎ)のかば焼き。そのほか、筏の形にした料理をいう。」とあるので、なんでも細長いものを串刺しにしたら「いかだ」なのだ。
 いかだあんぎゃ、というより、「いかだ」をメニューに見たら頼む、ということにしよう。