前号で、天然の鯛焼きについて書いてから、一丁焼きの金型がいくらくらいするのか興味がわいた。東京かっぱ橋道具街の藤田道具のサイトを見ると「本職用たい焼1丁焼き」は、税込販売価格49,350円だ。職人の製作になるのでこれくらいの値段はするのだろう。鯛焼きの世界は奥が深い。鯛のうろこを細かく制作されている「本職用 元祖 たい焼 1丁焼き」となると、72,500円となる。このクラスになると芸術作品だ。HPには「職人が製作いたしますので鯛焼きの一丁焼きによってはウロコの形状や重量など若干異なる場合がございます。」とある。さらに、たい焼き部分が「真鍮製」持ち手が「鉄」の「本職用 たい焼き 一丁焼き(ガンメタル)」になると、91,300円である。「鋳物鉄」より熱伝導が非常に高くきれいに焼きあがるという。
 Amazonでは、家庭用の2匹焼けるホットサンドトースターような製品が税込み1970円で出品されている。少々小ぶりらしいが、楽しく作れた2023.06.17ブルーアヤルザ感想がレビューにあがっている。鯛焼きの世界、深く広い。
 さて、コーヒー豆の話題だ。今日の豆はガテマラ産ブルーアヤルザ ハニー。GUATEMALA BLUE AYARZA HONEY またまた数量限定の言葉でチョイス。「じんわりとした甘みとすっきりフルーティ感!」この表現に納得の味だ。
 「生産を行っているアヤルザ地区には、青く透き通った湖があり、名前の由来になりました。ガテマラ国内では珍しいハニープロセスで、コーヒー豆を精製しています。サトウキビを思わせる、優しいじんわりとした甘み、ほのかにフルーティ感があります。なめらかな質感のコーヒーです。傾向:マイルド 品種:カトゥアイ アナカフェほか 焙煎度合:シティ」という解説だが、気になるのは「ハニープロセス」という言葉。
 コーヒー精製法には大きくナチュラルとウォッシュドの二種類がある。ナチュラルは、コーヒーを摘み取ってそのまま乾かす。ウォッシュドは、表面の皮を剥がしてから発酵させ粘液質を除去する。その他のやり方が「ハニープロセス」ではコーヒーチェリーの表面だけをはがし、べたべたした粘液の部分を残したまま乾燥させるやりかたらしい。乾燥期間に外側の粘液質の部分が蜂蜜のようにベタベタするために名付けられたということだ。
 完熟実の粘液質の甘味が豆に移り、独特の香りを持つということだが、「独特」というところまでは鼻の悪い私はよくわからない。豆の焙煎具合、豆の挽き方、お湯の温度、お湯の量。これらの組み合わせだけでも味わいは何十通りにもなる。ハニープロセスにも粘液質の部分の残し方によって、「イエローハニー」・「レッドハニー」・「ブラックハニー」・「ホワイトハニー」という分け方もあるらしい。どれだけの味わいがあるのだろう。違いを表現する言葉が追いつかないだろう。