魚は好きだ。第136号 やっと会えた の巻で書いたように、マグロとか鯛とかではなく、アジやイワシがいい。その号ではハチビキという魚が好きだと書いた。しかし、なかなか出会えていない2023.05.13ウシガンコ。ハチビキに出会ってから、知らない魚を見るととりあえず食べてみたいと思うようになった。先日魚屋に行くと、何故か腹を見せて並んでいる魚たちを見かけた。 
 札を移さなかったが、ウシガンコと書いてあった。「刺身」とあって200円とある。これは試してみなければなるまい。
 ウシガンコ一尾と鰺二尾を刺身用におろしてもらおうとしたが、鰺は丸一日冷凍してください、と言う。アニサキスによる食中毒を防ぐためだという。今日食べたいから魚屋に来ているのだから、また今度にしよう。アニキサスというのは寄生虫の一種だ。厚生労働省のサイトを見ると線虫が胃壁を食い破っている画像があって、これを見るとさすがにこんなのはごめんだと思う。かなりの激痛らしい。
 腹ばかり見てもウシガンコという魚がよくわからないと思う。アラをもらってきたので二つに割られた頭をくっつけてお見せしよう。
 ちょっとグロテスクですな。調べると、「ミシマオコゼ」2023.05.13ウシガンコ頭というほうが一般的なようだ。分類ではスズキ目に入るらしい。スズキとは違う気もするが……。
 刺身は白身で、もっちりしていて歯ごたえがある。なかなか美味しい。これからも見かけたら食べようかな、と思うだろう。アラも煮てもらったが、こちらも美味しい。アラ汁もきっと美味しいだろう。  
 検索すると唐揚げも美味らしい。一尾200円でこんなに楽しめるなら、ウシガンコづくしの夜があっても良いと思った。グロテスクに見えた頭が今はかわいく見える。