先日家族で新座市にある『蘭亭』さんに行った。新座市と言っても20メートルも南へ歩くと練馬区という場所だ。店舗テントの青いシートには「担々麺 中国酒家 蘭亭」と書かれている。入り口近くの立て看板には「黄酒&Belgian beer」書かれている。が、知らないと通り過ぎてしまうかもしれないほど目立たないお店だ。雲白肉の定食と担担麺は
注文したことがあるので、今回は酸辣麺にする。
酸辣湯というスープは中国にいたときによく頼んだ。酢の酸っぱさと胡椒の辛さが妙に癖になる。酸辣湯は店によって味に幅があるようだ。日本でもここ数年酸辣湯のスープの麺を出す店が増えてきた。蘭亭さんの酸辣麺は辛さが勝っている感じだ。
蘭亭さんはラー油もオリジナルでつくっていて、味は本格的である。麻婆豆腐も美味しい。だが、蘭亭さんの店内で目を奪われるのは、ビールの種類、ビール専用のグラスだ。前述したように、Belgian beerと看板に書いてあるのだが、気づかないで入ってくる人もいるだろう。けれど、ベルギービールのことを知らないと見ても何のお酒だかわからないかもしれない。
私がすぐにその種類の豊富さにびっくりしたのは、『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』という本を読んでいたからだ。著者の鈴木 成宗
(なりひろ)氏は、1575年(天正3年、長篠合戦のあった年)から続く、伊勢神宮近くの角屋という餅屋の21代目。参拝客が腹持ちのよい餅を買うために参道には餅屋が多かったらしい。生き物好きから東北大学の農学部に進み、空手に打ち込む。実家に戻り、地ビールの製造を始める。AIBA (Australian International Beer Awards)で1位を取る。最近は関東の酒屋でも商品が並んでいるのを見かける、伊勢角屋麦酒の社長だ。この本は、ビールのことはもちろん、起業の話としても、人間が何かに夢中になる話としても面白い。昨年読んだ本の中で、勧められる本の中の一冊だ。読んでいるといろんなビールの話が出てきて、ベルギーのビールもたくさん出てきていつか飲みたいとメモしていたので記憶に残っていた。お店でラベルを見ると「あれもあるこれもある」と驚いたわけだ。
しかし、夜に行けていない。車でしか行ったことがないのだ。google mapsで調べると、東武東上線の和光市駅まで3.6km、同じく朝霞駅まで3.1km、西武池袋線の大泉学園駅までは3.0kmである。帰宅するには朝霞駅だ。酔いを覚ましながら駅まで歩くか。それは寒くも暑くもないころが狙い目だな。
ちなみに読んだ本は古本だったのだが、表紙をめくると
著者のサインがありました。こういうのも古本の楽しみですね。
『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』 鈴木 成宗著 新潮社
2009年7月25日 発行 ¥1500+税
注文したことがあるので、今回は酸辣麺にする。酸辣湯というスープは中国にいたときによく頼んだ。酢の酸っぱさと胡椒の辛さが妙に癖になる。酸辣湯は店によって味に幅があるようだ。日本でもここ数年酸辣湯のスープの麺を出す店が増えてきた。蘭亭さんの酸辣麺は辛さが勝っている感じだ。
蘭亭さんはラー油もオリジナルでつくっていて、味は本格的である。麻婆豆腐も美味しい。だが、蘭亭さんの店内で目を奪われるのは、ビールの種類、ビール専用のグラスだ。前述したように、Belgian beerと看板に書いてあるのだが、気づかないで入ってくる人もいるだろう。けれど、ベルギービールのことを知らないと見ても何のお酒だかわからないかもしれない。
私がすぐにその種類の豊富さにびっくりしたのは、『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』という本を読んでいたからだ。著者の鈴木 成宗
(なりひろ)氏は、1575年(天正3年、長篠合戦のあった年)から続く、伊勢神宮近くの角屋という餅屋の21代目。参拝客が腹持ちのよい餅を買うために参道には餅屋が多かったらしい。生き物好きから東北大学の農学部に進み、空手に打ち込む。実家に戻り、地ビールの製造を始める。AIBA (Australian International Beer Awards)で1位を取る。最近は関東の酒屋でも商品が並んでいるのを見かける、伊勢角屋麦酒の社長だ。この本は、ビールのことはもちろん、起業の話としても、人間が何かに夢中になる話としても面白い。昨年読んだ本の中で、勧められる本の中の一冊だ。読んでいるといろんなビールの話が出てきて、ベルギーのビールもたくさん出てきていつか飲みたいとメモしていたので記憶に残っていた。お店でラベルを見ると「あれもあるこれもある」と驚いたわけだ。しかし、夜に行けていない。車でしか行ったことがないのだ。google mapsで調べると、東武東上線の和光市駅まで3.6km、同じく朝霞駅まで3.1km、西武池袋線の大泉学園駅までは3.0kmである。帰宅するには朝霞駅だ。酔いを覚ましながら駅まで歩くか。それは寒くも暑くもないころが狙い目だな。
ちなみに読んだ本は古本だったのだが、表紙をめくると
著者のサインがありました。こういうのも古本の楽しみですね。『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』 鈴木 成宗著 新潮社
2009年7月25日 発行 ¥1500+税

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