とにかく気ぜわしく忙しい日々が続いていた。ちょっと一段落。とにかく仕事に追われている状態では自分が成長している気(気持ちだけでも)がしないし、ストレスもたまる一方である。
 そんなとき、ポスターに目が留まる。 何も咲かない寒い日は
 暑い季節だが、この忙しさもいつか花が咲く肥やしになるのか、と思い乗り切ろうと思うことにした。
 根っこを研究している人に聞くと寒いときは地表ではアクティブではない状態だが、地中ではどんな状態なのかよくわからないらしい。また、植物の状態によっても違うらしい。寒いときなんだから地中でも成長していないんじゃないかな、とツッこんでは身も蓋もないですね。
 「何も咲かない寒い日は 下へ下へと根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」
 結果が出ない、自分に変化が感じられないとき、勇気づけられる言葉ではある。
 忙しいだけで、自分の成長につながるとも思えない、そんな期間であるが、それなりに頑張っていると、周りの人の頑張りが見えたり、別々にやっていた仕事だが同じように思って頑張っていたことがわかったりして、それは自分の成長ではないが、一つの成果や積み重ね、他の人と共有できる思いになっていたりするのに気づく。
 さて、この言葉はマラソンランナーの高橋尚子さんの座右の銘として有名だが、もともとは三洋電機副社長後藤 清一さんの言葉らしい。松下電器に見習い工として入社したたたき上げの人ということだ。
 他に、「こけたら、立ちなはれ。立ったら、歩きなはれ。」なんてのが見つかった。
「やり直しも修正もできない過去のことが人の信用を左右するのなら、いま現在に全力投球してこれから黄金の過去をつくるほかない。それがあなたの過去を黄金の過去に彩る唯一の方法なのだ。」
などなど名言がたくさん出てくる。と、目に留まったのが、
「仕事というものは、こちらから追うべきもので 仕事に追いかけられるようでは、よい仕事はできない。」グサッと刺さる。本当は忙しいのにも理由があっていろいろ言いたいことはあるんだけど、ここはグッと飲み込むことにしよう。